第一段階・4時間目


2000年11月26日(日)晴れ

 本日は、教官の「外周だけでも乗ってみれば?」の一言に誘われて、乗るのをためらっていたSUZUKIのGSF750に乗ってみることにする。「こかして起こせなくても知りませんよ〜」と言いながら・・・。 しかしこれがニュートラルからローギアが入りにくく坂道発進でセカンドのままエンストこきました。半クラッチも雑につなぐとローでもスカッ!と上品にエンストしちゃいました。
 それ以外はデカさの割に特にてこずることはなくくせの無いバイクという印象でした。単に大型の排気量にちょっぴり慣れてきたせいもあるかとは思いますが。
 心配された引き起こしですが、これだけ経験を積んだだめ楽勝でした。(そうです、本日もこかしました。)教官が心配して起こすの手伝おうと(?)寄ってくる間にもう起きてました(^o^)。
 暗くなって行く中でのナイター教習。ま、いつも夜走っているので特別なことではありません。別に小旋回で2度もこかしたのは暗いからではないでしょう。(^^;)結局外周だけでなく曲芸エリアもそのバイクのままチャレンジしました。流石に4時間目ともなると波状路も大分慣れてきてなんとなくタイミングも合ってきてふらつきが少なくなったような感じがします。出きるだけ垂直に入っていくのがミソと行った感じ。
 スラロームもコツが掴めた!という感触もあり、ちょっと前進。あれは全体を通しての頭の位置にコツがあるようです。それを意識するようにしたら一定のリズムですらすら行くではないですか。本日一番の収穫でした。しかし、毎回うまく出きる保証は全くありませんが・・・。
 一本橋はもうタイムのことは気にしないで、初心に帰って脱輪しないことだけ考えることにしました。時間を稼ごうとすると、そのことばかりに気が行ってしまって、かえって脱輪するんだもん。タイム不足は減点で済むけど、脱輪したら検定終了ですから・・・。(楽な道を選ぶ怠け者なり)
 捨てたはずの「遅乗り台」でつい意地になって駄目押しの転倒。教官が笑いながら「ここはそんなに頑張らなくても良いよ」と慰めてくれている間に、もう一人の男性が反対側のスラロームのところで転倒。「あららら、あっちでもこっちでも・・・」と教官に笑われてしまう。(j_j)
 急制動、クランク、S字は、うまくはないけど何とかなっているようだが、コースを走っていてちょっと気がついたことがある。いつも公道では、赤信号の時、車の間をすり抜けて一番先頭に出ると、車の死角に入らないようにと停止線を少々オーバーしても車の前に出ていますよね。後続のバイクが居るときはその方のスペースも・・・などと気を使い、車のそれこそ真ん前にひょいっと出てしまったりしますよね。いつかは大型と思って出きるだけ変なクセをつけまいと心がけてはいたけど、一端公道に出たら安全のために多少は犠牲にする決まりごとがあるのも実情でしょう。そんなことをやっていたせいか、停止線に対しての意識がかなりアバウトになっていて、無意識に止まると停止線に前輪がかかっていたりするんです。些細なことですが、減点対象です。普段乗りの時から、仕方なく踏み越える時も含めてもっと意識するようにしなくては、つまらないことで不合格の可能性を高めてしまうことになりかねません。用心用心。
 さて、遅乗り台は挑発に乗って意地にならないようにすることで、スっ転びをなくすことは出きるような気がしますが。マシンが変わったせいでしょうか、また小旋回が出来なくなりました。(j_j) コンプレックスのせいか既にトラウマにまでなっているのかはわかりませんが、つい、小さく小さく回ろうとしすぎてるらしいのです。転倒2回、何とかクリアー2回、後は片足付いてしまいました。鬼門です(j_j)。 規定では後1時間で第一段階は終了するはずですがこの調子では2〜3時間のオーバーは必至と思われます。(j_j)
 まぁ、本日はすべての種類の教習車に乗ってみるという目標(いつの間に目標に??)はクリアしたということで気を取り直すことにしました。
 本日の教習の友は30歳ぐらいのがっちりした体格の男性。終わってから「いやーむつかしいですねー」「パワーが全然違う!」などと、大型初心者未満にふさわしい初々しい(?)会話をしながら、教官を待ちました。曲芸エリアでついつい視線が手前ばかりに来てしまってるので視線はもっと遠くににおくよう、またも言われました。今やっていることは技能向上のための練習で公道にはあまり必要が無いかも知れないけど、こういう練習は公道に出るとなかなか出来ないから頑張ってやるように・・・との有り難い励ましもいただきました。
 とりあえずオーバーすることを前提に6時間目までの予約を入れて、本日は終了。
本日の転倒、3回(振り出しに戻る)(j_j)

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