朝方寝たわりには結構早起きして明洞に繰り出しキムパプを探してうろうろ。
私が食べたいと言ったばかりに…。
しかし、あさっぱらから開いているキムパプ屋が見当たらず、結局通りすがりの屋台で、おでんとかトッポッキなんかをジャンクな感じでつまむことに……。
でも、ジャンクフードっておいしいのですよね。(^_^;
トッポッキもかなり辛口で韓国!って感じでした。
子供もこの辛いの食べてるんだろうなーって思うと、寿司屋でわさび抜きを食べてる日本のコドモは軟弱だわ、なんて思ってしまいます。
■昌徳宮(チャンドックン)
二日目はちょっと観光でもしてみようということで、地下鉄を乗り換え昌徳宮に行ってみました。
ここは、世界文化遺産に登録されている李王朝の王宮(離宮)です。
チケットを買ってインフォメーションを見ると、どうも、時間ごとにガイド付ツアーが出ているようなので、次の日本語ガイドの時間を待って観光スタートです。(木曜日は自由に見学が出来るっぽいが、今日は水曜日)
少し待って、日本語ツアースタート。
それなりにたくさんの人が参加しています。
完全に離脱状態ですな…。(^_^;
↑ それぞれの位の人たちが整列するための目印だとか
↑ 正殿である仁政殿にある玉座
建物を見たあとはお庭を散策です。
お庭も広くて、なんだかんだと結構歩いたような気がします。
王宮を見学したあと、また地下鉄に乗り、“仁寺洞”に移動しました。
さて、時はちょうどランチタイム。
近くで働いていると思われるサラリーマンやOLさんたちが、ランチを食べに出歩いています。
目的の店があるわけでもない我々は、ここはやっぱり地元の人が行くところがまちがいないでしょう…と、前方を歩いていたビジネスマンに着いて行く事に。
彼らはいったい、どんなお店に連れてってくれるんだろうと期待して入ったお店は、ちょっとこじゃれた韓国料理店。
ん〜〜〜ん、なかなか良い案内でした。
必ず出てくるこれらの小皿料理が、またおいしい。
まだオーダーしたものがきてなくても、これだけで、十分ご飯が食べられそうです。
とはいっても、やっぱり頼むんですけど、今日のお昼は、
スンドゥブチゲ
ビピンパ
海鮮チヂミ
と相成りました。
どれとってもおいしゅうございました。
お腹いっぱいです。
ランチのあと、先輩は眉毛を書いてもらってくると明洞にもどったので、同僚と二人でインサドン通りをぶらつく事に。
お土産屋さんをのぞきながらぶらぶら歩いてると、こんな人たちが通り過ぎてゆきました。
コスプレ?
途中、ちょっと気になる看板を見つけて中に入ってみました。
そしたらこんな猫ちゃんがお出迎え。
お土産屋さんのようでしたが、おしゃれで使えそうな雑貨がたくさんあって、お土産をいくつか買いました。
あとで調べてみたら「トンインカゲ」という仁寺洞で1、2を争う老舗だそうで、なるほど納得です。
欲しいものがたくさんありましたが、食器類の割れ物だったりしたので泣く泣く諦めました。
海外旅行で割れ物を買うのって、結構勇気がいります。
で、さっきお昼を食べたばかりですが、食後のコーヒーを飲んでなかったので、同僚おすすめの伝統喫茶「チルシル」に立ち寄りました。
韓国風のお餅ケーキで有名なお店らしいのですが、ケーキが入るおなかの余裕がなく、のどを潤しただけ。
しかも、食後はとにかくカフェオレが飲みたいワタクシは、せっかくソウルにきても、やっぱりカフェオレを頼んでしまうのでした。
さらに仁寺洞をうろついたあと、韓流好きの同僚がCDを買いたいと、以前来た時の記憶をたよりに移動。
なんというか、広い通りを歩いているのですが、わりと殺風景な町並みで、生活感のあふれる雰囲気のところ。
やたらおっさんばかりの人だかりになっている実演販売があったので、何かと思って割り込んでみたら、なんと白昼堂々コンドームを売っているのでありました。しかも実物を広げて……びっくり。
それにしてもこんなところにCDショップがあるんかいな?と思いながら歩いて行くと、想像とは全然違う、妙に古ぼけた店構えのいなたいCD屋さんが…。
まことに、ツウが来る店はツウ好みなのでありました。
同僚がお目当ての音源やらムービーやらをいくつかゲットしたあと、私たちも明洞に戻り、有名なロッテデパートで韓国海苔とか、キムチを買って、ホテルに戻る頃には、荷物がだいぶ増えておりました。
ホテルに戻ると先輩もちょうど戻って来ていて合流。
いろいろ買い込んだ荷物を、スーツケースにおさめたら、本日のお楽しみ韓国スパで垢擦りに行くぜ!……
と、ここで困った事が発生。
どこを探してもスーツケースの鍵が見当たらない。
こんな時に限って、予備の鍵を持って来ていない。(スーツケースは旦那のモノ。自分のスーツケースでは大きすぎるので一回り小さい旦那のを借りて来たのでした)
ひゃー、まずい。
焦ったところでしょうがないので、もう一度落ち着いて探してみたけど、やっぱりない。
さらに落ち着いて考える。
これからスパにいくけど、まず、替えの下着類とかそんなものがない。
でも、ここは都会なので、どこかで買えばいいだけの話で、特に問題はない。
明日帰国するが、チケットはEチケットだから問題ないし、パスポートは幸いバッグに入れて持っている。
入国は出来る。
家に帰れば鍵はあるんだし、なんだ、大丈夫じゃん。
が、しかしありました、問題が一つ。
買い込んだお土産をどうやってもって帰ろう。
鍵の紛失に私以上に焦ってくれた同僚も先輩も、鞄の中にもはや余裕はありません。
探しに行く?と言われたが、特に問題もないし、第一どこで落として来たかもわからないので、それはやめました。
じたばたしても仕方がないですから、鞄は明日の朝、南大門市場で小さめのキャリーバッグを買う事にして、今日のところはとりあえず着替えだけを買って、いざスパへ。
地下鉄に乗って“龍山”駅でおりる。
目的地はドラゴンヒル・スパです。
お金を払ってロッカーの鍵を貰い更衣室へ。
ここには、いろんなお風呂やサービスが満載。
マッサージやネイルサロン、食堂まであって、一日中まったりできそうなところです。
写真が撮れないのが残念なくらい。
まずは風呂へ。
広い風呂場の一角に垢擦りコーナーがあり、ブラジャー&パンツ姿(水着ではなくあくまでも下着)のおばちゃんが、お喋りしながらごりごりと垢擦りをしていたので、さっそくお願いしました。
しばし塩水のぬるいお風呂につかって順番を待ち、およびがかかったので垢擦り台(?)の上へ転がります。
風呂の中ですので、かんぜんに真っ裸でございます。
垢擦り大の上で「右を向け」「うつぶせに」と命令されながらまな板の上の濃い状態でされるがままにごろごろ。
横を向くと隣の客担当のおばちゃんのスケスケパンツのおケツがドアップになってしまい、もう、なんだかおかしくて吹き出しそうでした。
アタシって汚い!と思わずにはいられないくらいの大量の垢をすり出され、流すのにもばっさばっさとお湯をぶっかけられ、豪快な感じ。
それだけに終わったあとは、妙な爽快感。
これ、癖になりそうです。
だだっ広い低温サウナのロビーみたいなところでひとやすみ。
ここは着衣なので、老若男女、たくさんの方々がごろごろところがったりしていていて、避難所みたいな感じ。
コーナーにネイルサロンがあったので、のぞいてみたら、ネイリストが私のネイルをじーっと観て「ジェル?」と聞いたので「ジェル」というと、なぜだか小さくため息をついて、また観ていた。
休んでは風呂だのサウナだのいろいろ移動し、合間にご飯を食べたり、ジュースを飲んだりして、結局日付がかわった午前2時頃まで長居をし、タクシーに乗ってホテルに戻ったのでした。
ソウル2泊ぐらいなら、夜はここでごろごろしていたら、宿いらないかも…なんて思ってしまったのでした。