HENACHOKO TOURS

200507RUSSIA

第1日目 成田~サンクト・ペテルブルグ

■ラーメン食って出発だ

今回、初めてのアエロフロートでの空の旅。
午前10時、妹くりゃきち&母と成田空港にて待ち合わせです。
神奈川組が電車に乗った頃、のそのそと起きだしてちんたら向かってもだいぶ早く着いて、例によって保険の手続きだとか両替だとかを済ませました。
ロシアはカード類が使えないようなのでとりあえずドルに両替です。(ちなみに、2005年7月現在、トラベラーズチェックも使えません) 
くりゃ吉&母と合流し受付とチェックインをすませ、軽くめし。
しばらくはロシアのご飯になるので、ここはやっぱりラーメンを食う。
お腹を満たして搭乗。
本日の便はSU0576便。

初めてのアエロフロートの機体は、ウワサどおりオンボロで、かなり狭い。
もちろんシートにモニターなんてモノはなく、こりゃもう寝ていくしかないかも…という気分に…。
予定の12:00から少し遅れて、飛行機は一路モスクワを目指し離陸しました。
要時間は約10時間半。
久々にロングフライトです。
途中2回の機内食(もうひと頑張り!)を頂き、タダ酒をオカワリしたりしながら、狭苦しい事以外はそこそこ快適な空の旅。
読みかけの本の続きを読んだり、やっぱり眠ったり、後ろの席の母は、付け焼き刃に漫画でエカテリーナ二世についてのお勉強です。

■空港大混雑

さて、そうこうしているうちに、現地時間の17:30頃、モスクワ空港に到着しました。
現地との時差は、こちらが夏時間のため5時間。
時計を合わせます。
ここから国内線に乗り換えてサンクト・ペテルブルグに向かいます。
サンクト・ペテルブルグまで直行の定期便は今のところ就航していないのでした。 
乗り換えの前に、何はともあれ入国せねばなりません。
が、しかし、ロシアは観光シーズン真っ盛り。
夏の3ヶ月くらいの間に、ほぼ一年分の観光客がどっと押し寄せるのですから、案の定空港は大混雑。
ツアーごとにしっかり団子状態になっていないとはぐれてしまいそうです。
そして、入国審査もとってものんびりペース。
添乗員さんは、時間が気になってしょうがない様子でした。
なんやかんやとツアーメンバー全員(26名+添乗員さん)が入国するのに、軽く30~40分はかかったのではないでしょうか。
入国を済ませたら一旦外に出て、空港を挟んで反対側にある国内線のターミナルまで、荷物と一緒に観光バスに乗って移動です。
だだっ広い空港の外周をぐるりとまわらなければなりませんでした。

お迎えのバスを待ってる間に、せっかくなので一枚。
空港の前
後ろの建物は国際線のターミナルです。

入国の混雑の次は、搭乗手続き&ボディーチェックの混雑です。
時間が無いので、行列の脇の別の入り口から横入り。
ツアーだと手続きはまとめて添乗員さんがやってくれるので、我々はぼーっと待っているだけです。
でも、ボディーチェックはそうはいきません。
なんというか、靴まで脱いでX線を通しました。
たとえ履いている靴が、殆ど素足丸出しのサンダルでも!です。
そんな事をやっているもんだから、やっぱり時間がかかります。
そんな状態だったため、この辺りからはやくもツアーメンバー同士の交流がスタートしてしまいました。(笑)

慌ただしく登場ゲートと通り抜け、バスに織って国内線のちこい飛行機(SU0851便)に登場し、離陸予定の19:35分を30分ぐらい遅れて飛び立ちました。
サンクト・ペテルブルグまでは約1時間20分。
軽食をぱくついているこの短い間に頑張って飛行し、ほぼ予定時刻の19:30過ぎにサンクト・ペテルブルグに到着しました。
さすが白夜の国、まだ明るいです。

荷物が出てくるのを待合室で待ちます。
行ってみるとターンテーブルの上に猫が2匹寄り添って寝ていました。
ターンテーブルの上の猫
空港でこんなスチュエーションはさすがに初めてです。
もしかして、かなりのどかなところなのかもしれません。
外で、荷物を乗せる音がし始めると、ゆっくりと起き上がって外に出て行ってしまいました。 
荷物が出て来たのを確認し(運搬は全部ポーターさんまかせ。ツアーって楽だ)、現地ガイドさんも合流し、でっかい観光バスに乗せられて、今日の所は郊外のホテルに直行です。

それでも、車窓からこんな風景を眺めたりしていると、サンクト・ペテルブルグにやって来たぞ~という実感がじわじわ湧いて来るというものです。
サンクトペテルブルグネヴァ川の橋

もう21時だというのにまだまだ陽は沈みません。 
そして、到着したホテルはとても大きく立派な建物でした。
26人分のチェックインも全部添乗員さんがやってくれるので、ふかふかのロビーのソファで、ちょっと一服したり…やっぱりツアーはらくちんです。
そして、ロシアではまだ脅しのような愛煙家迫害運動は起こっていないらしく、公共の、卑屈じゃない場所に灰皿があるのが嬉しいです。 
鍵を貰い、明日の集合などのインフォメーションを聞いて、部屋に入って荷を解いたころには、すでに22時近くになっていました。
らくちんですが団体行動はなにかと時間がかかるものです。
とりあえず今日の所は、隣の部屋の嫌煙組と明朝の行動予定を決めてから、おとなしく風呂に入って寝ました。

→NEXT