明るい食堂で朝食 |
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朝6時起床。7時からホテルで朝食をとったあと、約200km離れているというアグラへとバスにて移動。
インドのくせに冬というだけあって朝はかなり肌寒く、バスの中は冷蔵庫状態。途中、私たち姉妹のわがままで公衆電話のある商店(?)に立ち寄ってもらって会社に電話をかける。実は、くりゃ吉はこの日転勤先の辞令がおりる大事な日だったにもかかわらず、「それより休暇を取るほうが先だった!!」と上司に向かって強気の発言を残し、強行突破でインドに来たのだった。そういうわけで、インドから電話で辞令を聞く約束をしていたので、どうしても!と昨夜のうちに電話をかけるタイミングをガイドのメイラ氏に頼んでおいたというわけ。
それはさておき、その商店の店先にはサモサをあげているブースがあって、1つ食べてみたけど、カレー味でとってもおいしかった。そして、その横では小汚い牛が、餌を食っている。もちろん往来のある舗道です。野良牛も多いって聞いたけど、町中に牛がいるというのはかなりの違和感が・・・。
電話ボックス | 舗道で餌を食う牛 |
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サモサ屋 | 自動車教習所の案内 |
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デリーからバスに揺られること5時間、あまりにも有名なタージ・マハールのあるアグラに到着。飛行機だとデリーから40分ぐらいで来れるそうだが、いかんせん低予算ツアーのため、この時間なのである。(ま、貴重な光景も見られたことだしヨシとしよう!)
まず、昨日よりはだいぶキレイなホテルにチェックインして、ロビーでウェルカムドリンク(オレンジジュースでした)を振る舞っていただき、一休み。(ちなみにインド編の扉のバラの写真はこのホテルのロビーで撮ったものです。)くりゃ吉と「プハーッ!!」ってな感じでジュースを飲んで一服していると、どこからか「このジュースは飲んでも大丈夫ですか??」との質問が、ガイドのメイラ氏に・・・。私達は「もう飲んじゃったよ」と顔を見合わせ「大丈夫だよね」と勝手に結論を出してはみたが、内心ドキドキ。「ホテルのものは大丈夫です」と冷静なお答えが返ってきて一安心だったけど、みんな水モノにはかなりナーバスになっているみたい。インドといえば下痢の国だもんね。
お部屋に入ってみると、昨日は緑の部屋だったけど今日は赤い部屋で、広くはないけど雰囲気のあるよいお部屋。部屋の設備を確認した後は、待ってましたの昼ご飯。カレーは今回も必ずちゃんとあります。
どこにでもいる牛 | パステルカラーのトラック |
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いよいよこの旅行の目玉観光、タージ・マハールにやって来たぞ!なんでも、最近は空気が汚くなってきて、真っ白だったタージ・マハールが黄ばみ始めているとかで、排気ガスを出す車は半径2km以内に立ち入ることが出来なくなっているため、途中でバスを降り電気自動車に乗り換えて門の前まで行く。さすがに観光地だけあって、我々を待ち構えて土産売りがわらわらと集まってきて、彼らの作った花道を通っての下車となる。彼らの売っているものは、すべてコピー商品のニセモノだが、しゃれでバッタもんを手に入れるには安いしイイかも知れない。片言の日本語で大変フレンドリーかつ熱心にセールスしてくれるので、無視!!をしきれない心優しい人には、結構辛いものがあるかも・・・。
タージ・マハール正門 |
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タージ・マハール | 脇にあるモスク |
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タージ・マハール入り口 |
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私たちがここぞとばかりに記念写真を撮っていると、どこからともなくインド人観光客団体(日本で言うところの社員旅行の雰囲気・しかも全員男)がやってきて、一緒に写真を撮ってくれという。ま、いいかと思って、集合写真に収まったが、その後、個人写真撮影に突入しすべての人達と一緒に写る羽目に。ひと騒ぎしてまた歩き始めると今度は別の団体がやって来て、私も私もと、またしても同じようなことに・・・。こんなことが3回ぐらい続き、いろいろ話しかけられるけどよく解らず、なんでこうなるの???という不思議感だけがが腹の底から笑いを沸き起こらせて、もう、笑いが止まらない。人々が、よくピアニストという単語を口にしていたので、我々のどちらかに似てる誰か有名なピアニストがいたりして、それと間違えてるのかしら??と思ってちょっと心配になる・・・それじゃ詐欺じゃんか〜!!。ホテルと部屋番号を聞いてきたずーずーしいやつもおったが、「トップシークレット」とギャグをかましてお茶を濁した。
そんなことやってたので、気づけば集合時間。私たちはタージ・マハールまで来て全力疾走することになってしまったのである・・・とほほ・・・。ほんと「走ってるのはドロボーと日本人」とはよく言ったものである。
あとで、ガイド・メイラ氏に聞いたら、どうもインドの田舎からの観光客らしく、外国人と写真を撮るというのは田舎に帰ったときちょっと自慢になるとかで、そのせいだろうと教えてくれた。妙な事がステイタスなのだね。そして、ピアニストの謎はというと、少し前に、ここで、有名なピアニストがコンサートをやったからそのことをしきりに教えてくれていたんではないかということで、めでたく解決。
・・・・な〜んだ、私たちが美人(?)姉妹だったからじゃないのね・・・。でも、詐欺になることもなくてよかったわ〜。
あ、さっきの、塔が外側に傾いている理由はですね、万が一台風や地震などで塔が倒れても内側(タージ・マハールの本体側)に倒れないようにというのが正解です。つくづくよくできた代物である・・・・。
アグラ城入り口 | 囚われの塔にて |
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インドに来て初めてのお買い物。ツアー恒例のお土産屋さんなんだけど、やっぱりお買い物はウキウキするね。まずは、大理石屋さん。白大理石を手作業で掘り、そこにこれまた半手作業でカットした宝石を埋めて、テーブルの天板たどか、小物入れだとかを作っていた。掌に乗っかるような小さな小物入れも細かい埋め込みがたくさん施してあるとウン万円。中には製作日数5年というような、びっちり装飾が施されたでっかいテーブルの天板もあったりして、ちょっとした美術館のよう。とっても手に入るような値段ではないものまで、あれこれしっかり観賞させていただいた末、大理石のチェスと小物入れを、205ドルのところ160ドルにまで負けさせてお買い上げ。
お買い物 | ディナーのシタール |
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