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| 行く気満々！の二人 |
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午前９：００、成田にてくりゃ吉と待ちあわせ。少し早く付いたので待っている間に保険の手続きをする。ほどなくくりゃ吉も到着し、とっとと荷物を預け両替をしてデューティーフリーで早くもお買い物。日本でインドのルピーには直接換えられないので、とりあえずドルにする。千葉銀行のおやじさん、頼むから私に英語で話しかけないでおくれ・・・。わたしゃ日本人だよっ！！日本航空471便にて一路インドはデリーへ。この頃はまだ２人ともるんるんで、元気いっぱいであった。
９時間弱のフライトでようやくインディラ・ガーンディー国際空港へ到着だ！！日本の地方空港のようなこじんまりとした空港で、入国手続きに際し早くもインド方式にご対面。何がインド方式かって？？もう、遅い遅い。大した列でもないのに30分ぐらい並んでました。ロビーの端の方でメッカに向かってお祈り始めちゃうお客さんグループはいるし、係員は何やらぺちゃくちゃおしゃべりしてるし、のどかな国際空港なのであった。
出口を出るといきなりそこは屋外で、目の前には金網越しにびっちり人々が張り付いてこっちを見てるもんだから、ちょっと怖い感じ。如何にもインド人という風貌のガイド、メイラ氏に案内されてバスに乗り込み市内のホテルにチェックイン。6時をまわっていたので、もうすっかり日は暮れて辺りは真っ暗。町の明るさが東京とは全く違っていてインドに来た実感が湧いてくる。それにしても人の多いところである。人口密度は渋谷並か？ バスの運転手さんは頭にターバンを巻いたお兄さん。これまたインドならでは？？
「５つ星」って、アンタ、間違いなく日本じゃ２つ星も怪しいよってな、でかいけど古いホテルにチェックイン。外出はご遠慮下さいとのことなので、ホテルのレストランへいっぱいやりに行ってみることにする。がら〜んとしたレストラン内で３人編成のバンド（？）が、インドの音楽を演奏する中、私たちはインドのビールとよくわからないメニューから適当につまみを頼み早速無事到着を祝して乾杯！！いい加減、飲み食いが終わったころ「婦人会の帰りかい？？」と思うような、サリーに身を包んだご夫人の集団が、ぞろぞろとやって来た。５分ぐらいすると今度は紳士の集団がぞろぞろ・・・全部で40〜50人ぐらいになって閑散としていたレストランがいきなり賑やかになる。次々に料理が運ばれ、そのうちに音楽に合わせて踊りだす人たちもちらほら。どうやら結婚パーティーのようだ。興味津々で観察していると、踊るおじさんが、我々のテーブルにやって来て、あんまりしつこく誘うもんだから、ついに我々も踊りの輪の中に入ることに・・・。ケーキの差し入れを貰ったりもしたけど、インド初日の夜に、早速インド人とダンスをする羽目になるとは、これから先が思いやられます・・・。 でも、花嫁さんはそう若くはなかったけど、とっても美しい人でした。ホテルでファミリーパーティーするくらいだし、服装なんかから、きっとお金持ちなんだろうなと想像したりして。中に１人、埼玉大学に２年通っていたという青年もた（なかなかの美男子）。それにしても、なぜか、ご夫人はご夫人、紳士は紳士で固まって別々のテーブルについていたのが不思議である？？？。 宴たけなわの彼らに「おめでとう」を言いながら退散したあとは明日に備えてぐっすりと眠ったのであった。