第4日目 蘇州〜上海

■シルク工場見学

日々移動を繰り返す、まさに旅ガラス状態も四日目を迎えました。
今日も朝からしっかり食べてます。
いうまでもなく、右がアタシの分でございます。
四日目の朝ご飯

今日は、まずここ蘇州から上海へ移動します。
朝ご飯を食べてチェックアウトを住ませたら、またバスに乗り込み出発しました。

移動途中のトイレ休憩で見かけた、大陸長距離移動の3階建てバス。(Photo by 母)
中国の、中だけ3階建てのバス
といっても高さは普通のバスと同じで中だけが3階建て状態になっています。
スゴそう。

■シルク工場見学&ショッピング

約2時間ほど走り上海に到着しました。
まずは、シルク工場の見学です。
工場の中を見る前に、シルク製品を使ったお洋服のファッションショーを観ました。(Photo by 母)
上海/シルク工場

むかしむかし、某服飾系専門学校の学生だった頃に、課題が終わるごとにクラスでやっていた発表会を彷彿させるような、手作り感あふれる発表会でございました。

製品を観たあと、工場を見学。
蚕から絹糸が抽出されてます。
上海/シルク工場

覗いてみるとこんな感じ。(Photo by 母)
上海/シルク工場

次の行程です。
上海/シルク工場

先ほどシルクのお洋服を観たので、布地が出来上がるのかとばかり思っていましたら、この行程はシルクのワタを製作しているのでした。
この工場はシルクのワタが主力のようです。

小さいワタをみんなでびろろ〜〜〜〜んと広げます。
一枚がうす〜〜〜くなります。
上海/シルク工場
この薄いワタを何枚も重ねて、お布団なんかの中に入れます。
軽くて暖かく涼しい…と言うわけです。

お布団も魅力的ですが、ここでは父と旦那ににシルクのパジャマをお土産に買いました。
いろいろあったんですが、お世辞にもセンスが良いとは言いがたい柄ばかりで、結局お揃いになってしまいました。

■上海でランチ

お買い物のつぎはお昼ご飯です。
今日のレストランはシルク工場のすぐちかくのココ。
上海/ランチ

胃袋になだれこんだのは、こんなもの
上海/ランチ
とか、こんなもの
上海/ランチ
とか、こんなもの
上海/ランチ
とか、こんなもの
上海/ランチ
とか、こんなもの
上海/ランチ
でした。

今までで一番違和感のない食事だったような気もしないでもないですが、単純に現地の味に慣れてきただけかもしれません。

■南京路散策の自由時間

午後は上海の中心に乗り込んで、メインストリートともいえる南京路を自由に散策します。
が、自由時間と言ってもそう何時間もあるわけではないので、南京西路がせいいっぱいです。

ただ、お買い物と言う気分でもないし、メインストリートといってもだだっ広い大通りでかなりざっくりした感じなので、私と母はおというの“裏路地探索隊”になって、アパートの建ち並ぶエリアに、生活のにおいを求めて足を踏み入れたのでした。

一本路地を入っただけなのに、この生活感。
上海/南京西路界隈

上海/南京西路界隈

上海/南京西路界隈

こういう風情を楽しむのが好きだったりします。

猫にも遭遇。
上海/南京西路界隈の猫

公園の前では車椅子で来たのでしょうか?
黙々と太極拳に興じるおじさんもいたりして。
上海/南京西路界隈

ぐりっと回って南京西路に出て来たので、途中でスタバによって(混んでた〜)暖かいコーヒーをゲットしてから、反対側の裏道に進みました。

そしたら、ここにもこのポスターが!!
この時点で日本での公開が決まっていないこのゴールデンキャストの映画。
数々の受賞をしているだけに、早く観たいものです。
(ツアーじゃなければ、言葉わかんなくてもとりあえず観に行くのにー)
上海/南京西路界隈

おや?
お肉屋さんではスタッフ募集をしているようですね。
上海/南京西路界隈

道ばたでは靴の修理屋さんが営業中。
上海/南京西路界隈

なんか、ちょっとデカくね?
上海/南京西路界隈

時間いっぱい路地裏を探索し、待ち合わせのデパート入り口でまたみんなで合流し、バスに乗って外灘方面に移動します。

■上海のディナー

まだ日も落ちていないですが、もう夕ご飯です。
なんだか、食べ物の写真ばかり登場している状態になっていますが、食事のメニューは全部撮ると決めているので、おつきあいください。

で、今日の夕ご飯は、こんなもの
上海/ディナー
とか、こんなもの上海/ディナー
とか、こんなもの
上海/ディナー
でした。

ランチよりさらに、違和感のない食事に思えました。
やはり上海は都会の味なのでしょうか。

そして、わすれちゃいけない夕ご飯のおともはこれ。
上海/ディナー
毎日紹興酒三昧で、幸せでございます。

さすがに連日皆で円卓を囲んでいると、酒飲みメンバーが集まるようになるようです。
ほろ酔い気分で、お店の名前がわかるものを記録するのを忘れました。

■外灘の夜景を楽しむ

上海と言ったらやっぱりここに来るでしょ。
と言うことで外灘です。

誰もが知ってるこの景色。
上海/外灘の夜景

反対側も美しくライトアップされてムード満点。
上海/外灘の夜景

以前来た時は、午前中だったので、夜景が見れてラッキーでした。
それにしてもここは、いつきても人だらけです。

是非この次は黄浦江の対岸にも行ってみたいものだと思いを馳せながら、対岸へとつながる地下道の入り口を眺めるのでした。
(Photo by 母)
上海/外灘の夜景

さんざん写真を撮っていたのですが、私のデジカメ(一眼です)についているレンズが、銀塩写真を撮っていた頃の一眼レフで使っていたもので、デジカメになったら焦点距離が1.6倍ほど望遠側に 移動してしまい、広角が効かなくなってしまいました。

おかげで、横位置にすると対岸のテレビ塔がてっぺんまで収まってくれません。
やっぱり横着しないで、デジカメ用にレンズを調達する必要がありそうです。

■ウワサの上海雑技団

さて、上海に来たらやっぱり観たいのが雑技団です。
しかし、これはツアーコースではなくオプション。
このツアー格安なだけあって、こういう別料金のオプションが多いのです。
(そのくせ、食事は全部ついてるんだよね)
それはそれで、安く済ませたい人、多少乗っかってもいいからいろいろ楽しみたい人、それぞれのニーズにあった対応ができてよいのですが、全部現地でのインフォメーションなので困ります。

事前に、りっぱな「旅のしおり」が配布されているので、できたらそこにその日追加できるオプションを書いておいてくれたら良かったのになぁ、と思いました。

で、私たちはもちろんまだホテルで大人しくする気もなく、雑技団を観に行きました。

観客は観光客がほとんどだったようです。
一度はナマで観てみたかった伝統雑技の数々を見られて楽しかったです。

たとえば、これなんか、
上海/雑技団
テレビでは何度も観たことがありそうなお約束の雑技ですが、やっぱり目の前で見るとワクワクします。

さいごにやった、この球体の中をバイクが走ると言う技
上海/雑技団
は、どんどん台数が増えていって、かなりハラハラドキドキさせてくれました。

予定調和感満載ではありますが、案外こういうものが満足感につながったりするものです。
「観るもの観たぞ!」的な…。

そんなわけで、テンションが下がりきらないままホテルに帰り、このツアーで知り合った酒飲みチーム(6名)で“部屋飲み”をし、ラストナイトをエンジョイしたのでありました。

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