第一段階・7時間目(オーバー2時間目)


2000年12月9日(土)晴れ

 教習簿を見るとなんと、前回の課題は終了していた。へぇ〜?なんて思いながらも、この時間で第一段階の見極めが貰えたら、せっかく連続で次の時間も予約とってるのが無駄になっちゃうなー(2段階に上がったら、予約は改めて最初から取り直しなのだ)、なんてずいぶんデカイ事を思ったりしながら準備をする。
 今日もいつもと同じことをやる。教習の友は3時間目で一緒だった男の人。教官も2時間目のむりやりCBに乗ってこけまくったときの教官。
 視線の送り方に気をつけるようになってから、あれだけ鬼門だった小旋回も危なげながらも回れるようになったし、八の字もスムーズ。欲を出さなければスラロームも一本橋も何とかこなせるようにはなってきた。
 スラロームはやはりタイムを意識しすぎると進入の速度が速すぎて制御しきれずパイロンに突っ込みそうになってしまう。より早く!という向上心のもとでの失敗だからあまり気にはしないけど、もう7時間目なのに・・・と思うとやっぱりトホホな気分である。
聞いた話だが、教習所によっては女性だというだけで、最初から規定の倍の時間を設定して支払いをさせるところもあるようなので、それを考えればこの程度のオーバーはフツーなのかもしれない。(メゲているときはこんなことを考えて安心したりする情けなさ。)
 自分の中では、「曲芸エリア」がなんとはなしに本来の「低速エリア」になってきている。
 後半は、波状路・スラローム・一本橋だけを繰り返し、タイムも計ってくれた。
 普通にやれば、ぎりぎり合格ラインのタイムのようだけど、一本橋は粘れば落ちるし、スラロームは最後で気を抜くとオーバーするので、スラーロームは最後のラインの引いてあるところまでは気を抜かず、ラストスーパートをかけてタイム短縮に努めるように言われる。
 一本橋は10〜11秒代が限界なのか、それ以上ゆっくり行こうとすると脱輪(j_j)。
 試験の時のことを考慮したら12〜13秒ぐらいは出せるようになって欲しいらしい。期待に応えられなくてごめんよ〜(j_j)。とにかくニーグリップをしっかりやって、逆に上半身の力は抜く、で気持ち前傾で腕に余裕を持たせて細かくハンドルを左右に振ることでバランスを保つ事。やっぱり言われることが微妙に普通二輪の時とは違う。ニーグリップはともかく上半身に力が入ってしまうのがワタクシの悪い癖のようである。
 急制動、坂道発進、クランク、S字をやって終了。
本日の教習の友はめでたく第2段階へ勧めたようで、拍手でおめでとうを言いました。
 でも、ワタクシは前の時間にも言われた「出きるときと出来ないときの差」がまだあるし、せっかくもう1時間連続してとってあるので、もう1時間乗りましょう!と、昇進は見送られた。
 ともあれ、予約が無駄にならなくて少し喜んだ。(←強がり)

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