5月1日(土) 連休なのに

かじりちゃび

 残念ながら土曜日は祭日ではないので、今日も働く。
 あと数日で、香港に行けるかと思うとちょっと頑張る気持ちになるからゲンキンなものである。
 明日から連休になるので、職場を出る時はみんな晴れ晴れとした笑顔である。
 
 


5月2日(日) 支度だ

驚きパク

 旅行までで終日家に居られるのは本日のみ。
 急いでパッキングをする。
 オリジナル行程表も作成しなくては〜〜と、練習をかねてInDesignでレイアウトしてみる事にして、とりあえず着手。お台場での打ち合わせメモを見ながら予定を入力する。
 おそらく現地に行って映画のスケジュールを確認したり、例によってもたもたしているうちに、予定変更が続出するであろうが、やはり一枚の紙にスケジュールがまとまっているだけで、変更の段取りもぬかりなくできるので侮れない。
 ついつい熱中してアイコンなんかも作ってみたりして、すっかり夜更かし。


5月3日(月) 飲み会

渋谷タワレコ前

 明日は午前便で香港に行くのだが、めげずに今日は渋谷まで飲み会に行く。
 例によってOB会である。
 最近37歳にして初めてバイクの免許をとった男性が、早速スピード違反で捕まって初心者教習の憂き目を見ているらしく、同情。でも、またひとりバイク仲間が増えたのは嬉しい。
 よく考えてみれば、前の会社にはバイク乗りがけっこういたのであった。でも、仲良しムードの会社じゃなかったから、職場の仲間とツーリングをした事はない。
 宝の持ち腐れ。


5月4日(火) 香港1

北京樓

 同行者ともども、寝過ごしたらシャレにならない夜更かし生活者だが、やはりこういう時だけは余裕綽々で起きられるのである。今回は午前便。
 キャセイは機内の映画リストに香港映画が入っているのでそれも楽しみのひとつであるが、なんと今回はリンチェイ君主演の「万世玉」ではないか。早くも、楽しい旅になりそうな予感。もう何回も観ているのに、飽きもせずしっかり鑑賞。
 湿度ムンムンで蒸し暑い香港到着後、電車で香港駅まで移動し、ホテル巡回バスを待っていると時間がもったいないので、タクシーにて銅鑼灣のホテルに直行。
 荷物を部屋に入れ、すぐにお向かいの映画館に上映スケジュールの確認をしに行く。クリスマスシーズンは午前中から上映があったが、この時期はどの日も午後からであった。映画鑑賞を毎日午前にブッキングしていたため、早速予定変更発生。
 その後地下鉄で金鐘に移動し、パシフィック・プレイスをぶらつきCDショップにてリンチェイ君のVCDをゲット。こちらは同じ物でも店によって値段が違うので、本当は比べてから買いたいが、いかんせん時間がないので値段は気にせず、見つけたら即買うのである。
そのまま開店時刻を迎えた「北京樓」に向かい、早めの夕食。到着一食目から、評判の北京ダック丸ごとを二人で食うという暴挙に出る。鶏肉は食べられないはずの私でも、ぱりぱりなダックはOKである。他にもフカヒレスープ、餃子、茹でそばのような焼きそば、揚げバナナのデザートなどを頼み、食べきれなかったダックはテイクアウトにしてもらう。お通しのオシドウフが妙に旨かった。
 ダックをぶら下げた我々は、海っぺりから出ているミニバスに乗って、お約束のビクトリアピークへ。残念ながらマダムタッソー蝋人形館の入館時刻には間に合わず、新しくお目見えしたレスリー・チャンとのご対面は次回に延期する事に。ピークの一番高い所から「アベニュー・オブ・ライツ」の最後の方を観た後、いつものカフェで夜景を見ながらまったりと、予定変更分のスケジュールを再検討。
 ピークからのシンフォニー・オブ・ライツ  お土産屋には見向きもせず、今度はバスで中環へ出て地下鉄に乗り換え、夜市に行くため上環に移動。夜更けの路上にて派手にスッ転び、カメラを地面に叩き付け擦り傷をこしらえながらも目的地にたどり着いたが、あろうことか夜市は訴訟問題が勃発したようで、閉鎖されていた。ガイドブック1ページを割いてでかでかと写真付きで取り上げていたのに、これである。
 仕方が無いのでスーパーで買い物をしてからホテルに戻り、深い時間まで現地テレビ番組を堪能して就寝。


5月5日(水) 香港2

四川料理

 思い切りフリーだがキャセイの商品である今回の旅行には、ホテルの朝食がついていたので、朝っぱらからしっかり食う。大変盛りだくさんのバイキングであった。
 お腹を満たし、昨日行くはずだった香港公園内の茶具文物館に向かうため、地下鉄で金鐘まで移動。クリスマスは閉館していて前回入れなかった所である。お茶器の歴史と製作方法のVなどを見学した後、絵はがきと茶器を購入。
 金鐘から地下鉄に乗り、中環を経由して九龍サイドは尖沙咀へ。そこからまたミニバスに乗ってホンハムまで昼食を食べに移動。
 本日の昼食は、「蔡珥美食坊」というフードコートに入っている「詠黎園」にて四川である。途中、隣接する映画館を発見し覗いてみると、観たいけどタイミングが合いそうも無いと諦めていた作品が上映されているではないか。30分後の回があったのでチケットを買ってから、昼食をとる。山椒がビリビリくる美味しすぎる麺と次元が違うエビチリとインゲンの炒め物で、ささっと食事を済ませ、やっぱり寒いガラ空きの映画館にて、今回の一作目を鑑賞。
ハッピーバレー  またミニバスに乗り尖沙咀に戻り、地下鉄にて銅鑼灣に移動し、今度はトラムに乗ってハッピーバレーに向かう。本日は競馬の日ということで、初競馬を香港で体験である。
  芝の緑が美しい競馬場で3レースほど馬券を買ってレースに参加。コースの脇の柵にしがみついて至近距離で観た競馬は迫力満点。ビールを飲みながらスタンドで観戦もしてみた。ま、結果はマイナスではあったが、香港競馬はオモシロかった。日程が合えば是非また来たいものである。居心地の良さに結構長居する。 
 気がつけば21時を回っていたので競馬場を後にし、またトラムに乗って銅鑼灣に移動するも、途中でトラムが故障したらしく、すぐ前にいたトラムに急いで乗り移るというハプニングが。まぁ、よくある事らしいが…。
蟹チリガーリック  一度ホテルに戻り荷物を置いてから灣仔方面に歩いて「喜記炒蟹專家」という“蟹チリガーリック”の店に行き、名物のでかい蟹を手や口の周りを油でギトギトにしながら食らう。小さい白菜のような野菜を炒めたものとチャーハンと蛤の味噌炒めも食らう。明らかに食らい過ぎである。それにしても旨かった。有名人も多く訪れる、ボロくて小さい店であった。
そしてまた、帰りにホテルの隣のスーパーに寄ってからホテルに戻り、昨日よりさらに深い時間までテレビを堪能し就寝。宵っ張りコンピの夜は更ける。


5月6日(木) 香港3

冷たい亀ゼリー

 睡眠時間が激少だというのに、朝食に間に合うよう爽快に目覚める。非日常にあるとヒトはこうも変わる物か?まだ半分寝ているニャンコ先生を部屋に残し、一人で食堂へ。
 朝から満腹で部屋に戻り出掛ける準備をし、朝食から二時間も経っていないのに、ニャンコ先生の朝食につきあい、また近くの麺粥屋でワンタン麺とコーヒー。完食してる自分が怖い。
 膨張した腹をさすりながら地下鉄に乗って九龍サイドは旺角へ。前にも来ているのに道を間違えながら、途中女人街を抜けつつ、オタクの殿堂(?)「信和中心」へ。マニアックな小店がぎゅうぎゅうに詰まった雑居ビルであるが、いつもそれなりに賑わっている。ここで香港明星関連商品を(私の場合リンチェイ君モノばかりだけど)をゲット。相変わらずエロエログッズの店は日本製品ばかりなのが恥ずかしい。(そんな階に行くなよ!ってか?)
 照れくさい買い物の後は、旺角駅に向かう途中で、恒例の亀ゼリータイム。なぜ日本で気軽に食べられないのか、いつも非常に残念に思っている一品である。日本で買えるのは缶詰くらいなのだが、やはり味が違う。
 地下鉄で尖沙咀に移動し、いよいよ第一目的地の新スポット「星光大道」に行く。香港明星たちの手型を一つ一つチェックしながら歩き、リンチェイ君の手型を見つけた時は「持って帰りたいよ〜」と本気で思ってしまった。人目も顧みず地べたに座り込んで念願のお手合わせ。ああ、幸せ…。アホみたいに写真も撮る。いいんだ、アホで…。何度も何度もお手合わせをして、再訪を誓い「星光大道」を後にする。ここでいったんニャンコ先生と別れ、私は佐敦の裕華國産百貨へ買い物に、ニャンコ先生は香港の友人に逢いに行ったのであった。
リンチェイ君の手型にフィット  母の日の義母のプレゼント他、お土産のお買い物を終えて、結局また「星光大道」に戻って、チンチェイ君の手型の傍らにて「アベニュー・オブ・ライツ」を観る。リンチェイ君と共に花火を観ている気分に無理矢理浸る(花火はGWだけらしい)。ネイザンロードから「星光大道」まで道路を渡らなくてはならないのだが、横断歩道が無く、大きく迂回するか地下道を通らねばならない。地下道に入ってみるも思いのほか時間がかかり、またしても最初から観る事ができず。(:_;)
 そして、21時35分からの映画チケットを買っていた我々は、21時にホテルの部屋にて待ち合わせである。用が済んだらさっさと地下鉄に乗り21時5分前に部屋に到着する。そして21時を過ぎてもニャンコ先生は戻ってこず、時間は刻々と過ぎてゆく。久しぶりに逢ったお友達に引き止められているに違いないのだが、ま、映画館に行けば必然的に隣の席にやってくるはずだということで置き手紙をして出掛けようとしたその時、あわてて帰って来た。急いで映画館へ。
 今日はなんとVIPルームでお目当ての「江湖」上映。マッサージチェアか?と思うくらい立派でデラックスなシートでで思い切りリクライニングして、足置きも延ばし、限りなく部屋でごろごろしている体制に近い素敵な格好で映画鑑賞。シリアスな映画は言葉がよくわからない(というよりさっぱりわからない)と辛いものがあるが、中国語字幕の漢字と英語字幕を同時に「見る」(「読む」ではない)という、エスパーのようなオリジナル「右脳戦法」(勝手に命名)を駆使し、頑張る。映像の力は偉大で、そんな方法でも感動する事ができるのである。そして映画館はやはり寒いのであった。
 映画も終わり、気がつけば朝食のはしご以来亀ゼリーしか食べていない事に気がつき、おいしいお粥を食べようと近くの黄枝記へ。しかし行ってみるとそこに黄枝記はなく、真新しいそうな鞄屋さんが…。なんということでしょう。お店がなくなっていた。本店はマカオにあるが、さすがに遠すぎである。仕方が無いのでホテルの近くの名も無い店にてぶーぶーパン(と勝手に呼んでいるボール状の揚げパン。あんこが入っていない大きなゴマ団子のようなもの。中は空洞。)と焼きそばを食べて帰る。貴重な食事の機会を一回ふいにしてしまった。限りある胃袋なのに。
 そして、昨日よりもさらに深い時間までテレビを見つつ夜明け頃に就寝。


5月7日(金) 香港4

太湖海鮮城の料理

 寝不足度は更にアップしているのに、またしてもひとり朝食をしっかり食ってしまう。残念な事に、今日は帰らなくてはいけないので、部屋に戻ってパッキングをし、お昼頃チェックアウト。荷物をホテルに預かってもらい、近くの「太湖海鮮城」にてフカヒレスープとロブスターと青菜炒めとツバメの巣&タピオカ入りココナツを食す。「太湖海鮮城」は香港料理大賞を何度も受賞しているお店だけあって、本当に美味しい。店のたたずまいがそんなふうには見えない庶民的なところもまた良い。
 GWの香港旅行を締めくくるに相応しい食事の後は、大急ぎで荷物を引き取りタクシーをすっ飛ばして香港駅のチェックインカウンターへ向かう。ここで荷物を預けて、身軽になって空港への電車に乗る。
 時間もちょうど良いくらいで、のんびりお買い物をする時間もないまま機上の人に。また帰りもリンチェイ君の「万世代」を観る。さすがに寝不足が蓄積しているようで、酒も回って少しうたた寝なども。
 そうこうしているうちに、成田に着いてしまった。到着ロビーに出て来た頃にはもう22時近かった。あわてて地下ホームに移動し、ニャンコ先生は最終の成田エクスプレスに滑り込む。そして私は鈍行の京成にてのろのろと帰宅。
 いきなり明日からお仕事だと思うと、余計に疲れが溢れてくる感じである。


5月8日(土) 触感

ばーばぱぱ

 容赦なく現実に引き戻され、労働に行く。
 同じ頃、一緒に香港から帰って来たニャンコ先生はベッドの中で、私がリンチェイ君の香港のお家の管理人の職を得て、旦那を置きざりにしたまま猫だけ連れて香港に引っ越す事になり大はしゃぎしているという、笑える夢を見ていたらしいが…。
 遊び疲れで大変だるいのだが、香港の写真を現像するんだ!という気合いだけで家を出る。派手に転んでカメラを地面に叩き付けたというのに、写真はちゃんと写っていた。Canonよ、いつからそんなに頑丈になったのだ?
 そんなわけで、夕飯の支度をはしょりたくてしょうがなかった怠けオバサンは、旦那を言いくるめて外食する事に。めずらしく二人でウィンドーショッピングなぞしながら歩いている時、最近知った心地よい掴み心地の物体を見つけてしまった。
 それはバーバパパとバーバママの姿をしていて、むぎゅ〜っと掴むとちょっとひんやりした食感のストレッチ素材を通して、しゅわ〜〜〜っとした何とも言えないイイ気持ちが味わえるという代物である。正式に何という物かは解らないが、新しモノへのアンテナがすっかり鈍ってしまったオバサンには珍しく、最近気になる存在になっていた物である。
 パパとママを揃えて購入する余裕はないので、とりあえずシルエットが可愛いパパの方を購入。
 こうして我が家に新たな癒しグッズが追加された。


5月9日(日) 偏食

茶具

 母の日につき、夕方旦那の実家を訪ねる。
 香港のお土産と、お母さんに買ったアンティーク調の小物入れを渡して帰って来た。
 そして帰りに焼き肉を食べてから帰宅。気のせいだと思いたいが、明らかに旦那より私の方が沢山食っていたと思われる。
 私は幼少の頃より肉が嫌いである。毎日肉が登場する学校給食ではあの手この手を尽くして、いかに肉を食べずに済むかばかりを考えていたコドモであった。
 しかし、給食から解放されても、「好き嫌いはいけない!」と刷り込まれて育った世代なので、チャンスがあれば食べれるようになろうと、大人になってからも努力をしていたのだ。(刷り込みは恐ろしい)
 おかげで薄っぺらい牛肉は食べられるようになった。庶民の味方、格安焼き肉屋はおおかた薄っぺらい肉を出してくれるので、だいたいの物は食べられるのである。
 他には、薄っぺらいタン、吉野家の牛丼、馬刺、牛刺、ユッケ、薄っぺらければジンギスカンも大丈夫、ひき肉は羊だってイケる。
 ナマ肉や羊が食えるような奴はもはや肉嫌いではない、と、最近よくヒトに言われるようになった。
 しかし、トンカツが食えない状態で「肉嫌い」を返上するわけにも行かないような気がするので、やはり私はまだ「肉嫌い」である。


5月10日(月) 限度

造花屋さん

 もう一人の先生が毎月恒例の会議に参加するため出掛けてしまい、お昼過ぎまで一人でお教室番をする。
 そんな時に限って、予約もしていない生徒さんがひょっこりやって来たりするから不思議である。私ではみれない生徒さんはおとなしく自習をして頂く。あいかわらず、やる気があるのか無いのかよくわからない職場である。
 月曜日がお休みの先生がもう一人いるのだから、せめてこんな時ぐらい出勤してもらっても良いように思うのだが、そういうオファーをいっさいしようとしないのだから、まったくもって不思議である。
 人件費を節約するのは結構だが、何事もやり過ぎは良くないと思う今日この頃。


5月11日(火) 叶わない夢

ねこちゃん

 香港帰国からずっとニャンコ先生と香港ネタのメールで、写真を送り合っては思い出話に花を咲かせている。こうなるとホームシックならぬ香港シックである。
 調子に乗って合成写真なぞも作成したりして…。お土産プレゼント第二弾のページもとっとと作らなくてはいけないと思いつつも、まだ問題も考えていない。
 一昨年、港のヨーコも交えて3人で一週間旅行した時に比べると、やはり写真がすごーく少ないのが悲しい。
 いつも遊んでいるこのメンバーは全部で4人。ずっと前からいつかは4人で揃って行きたいと思いつつも、バラバラにしか行けていないのが悲しい。(とはいえ、バラバラの組み合わせでなら、全員行けているのだが…。)
 大容量で出てくるお料理も、二人ではそう何種類も食べられないのが悲しい。
 一つ希望が実現すると、更なる望みが湧いてくる。人間は欲張りな生き物である。  


5月12日(水) 現実直視

添い寝

 じわじわと順調に成長しているせいか、立ち仕事も連続3日目を迎えると、足が疲れて来ているのがわかる。べつに夏になってビーチでかっこ良く水着を着る必要性は無くとも、やはりもう少し謙虚なボディーになった方が日々の生活を楽におくるためにも良さそうである。
 まだ若い頃は、巷のオバサンといわれる人たちを見ながら、年をとってもオバサンにはならないように気をつけよう、などと、今考えればずいぶん厚かましい事を思っていたのだが、そのためにはやはり努力が必要であるという事があるとき解ってしまったのだ。年を取って代謝が落ちれば脂肪はたまるのである。
 まったく、お金は貯まらなくとも脂肪はたまる、これいかに…である。
 それに伴い、気がつけば気持ちもすっかりオバサンである。キレイのために努力をするような気合いも根性も、どこかに置き忘れてしまったと思われる。
 季節柄、女性誌やTVは「夏に向かってダイエット」を謳っている。たまには時流に乗ってみるのも悪くないか?


5月13日(木) 経済格差

から煎りした黒豆さんたち

 休日につき岩合光昭氏の猫写真を見に、ニャンコ先生と銀座へ。写真展会場の隣では猫グッズコーナーがオニのようにひしめいており、猫好きの、平日なので主にオバサンが大集合していた。ブースの奥で作品制作をしながらの即売である。革製の赤い猫のしおりを一つ買ってみた。赤い猫はおそらく実在していないであろうから。
 夕方、日本橋へ移動して、今回の香港では行かれなかった「糖朝」で遅すぎる昼食(早い夕食ともゆー)。デザートもしっかり食べるが、やっぱり料理ともども日本の味になってしまっていた。しかも、妙にすかしていてお値段も香港の3倍は軽くしたと思う。多分、もう、豆腐花を食べる意外は行かない。
 とはいえ、香港の写真を見たりしながら結構楽しい一時をすごす。
 デパートの食品売り場で黒豆を見つけたので米酢とともに買って帰る。
 そして、先日テレビで見た黒豆の酢漬け作りにチャレンジ。
 酢はあまり好きではないが、少しは謙虚なボディーにならなければいけなくなってしまった身としては、楽して痩せられると言われているコトくらいは実行してみないと、罰が当たりそうである。
 もちろん、苦労してでも痩せる!という志は、皆無。


5月14日(金) 生活習慣病

空

 連休の金曜日。旅疲れをキープしたまま一週間を乗り越え、やっと一息といったところである。(でも、遊びに行く元気はあったのだが…。)
 で、やっとこさ「香港お土産クイズ第二弾」をアップ。初めて自分のHPでWeb作成ソフトというものを使ってみた。楽だった。忘れないように、また気が向いたら使ってみようと思う。
 腰を上げるのが遅いくせに、いざ始めるとけっこうハマって、長時間作業しても苦にならないものである。ちまちました作業はなんでもそうだ。
 仕事も引っ張るだけ引っ張って、初めてしまえばちゃかちゃかやる。
 なのに、どうしても、そろそろやらなくちゃな〜と思った時に、すぐ始められないことが多い。
 こういうのも考えようによっちゃ、ある意味、生活習慣病であろう。病に冒されるとダメ人間へまっしぐらだ。


5月15日(土) 合格発表

茹でたてブロッコリー

 夜更かしのためぼーっとしながら労働に赴く。
 3月にあった試験の結果が出たが、やはり予想通りであった。
 同じように教えているのになー。
 しかし、2回目にして、合格する人と不合格になる人の予想が的確に着くようになってしまった自分が悲しい。
 アルバイトなのに…。


5月16日(日) 理解者

夕日

 完全にぐうたらモードで、思い切り寝ダメの日曜日。
 夕飯の支度の前にテレビで「ちびまるこちゃん」を観る。よく旦那がまるちゃんを見ては、私のようだとぬかしておったので、全く失礼な!と思っていた。
 今日、まるちゃんは、何かの通になりたがっていた。で、結局ぐうたらの通になったのであるが、まるちゃんのぐうたらノートには「明日できる事は今日しない」と書かれていた。
 私はもうずいぶん永い事、これをモットーにしている。  旦那の言う通りなのであった。


5月17日(月) お酢

ピンク

 昨日「あるある2」でお酢を飲んで痩せるというようなことをやっていたので、黒豆の酢漬けの残りを、水で薄めて飲んでみた。まずい。
 本当は黒酢が良いらしいが、あいにく我が家には中国産の黒酢しかない。かなりキョーレツな香りで、とても飲めるような代物ではない。日本の黒酢は試した事が無いから、中国の黒酢とどう違うのか解らないが、おそらく別物のような気がする。どこかで見かけたら買ってみるのもいいかもしれない。
 そもそもお酢を飲むだけで痩せるというのも何となく嘘くさいが、血行が良くなるらしいので肩こりが軽減してくれれば、オバサンとしては大変ありがたいのであるが…。
 ま、1年で12キロ痩せましたっていう人もいたから、少しぐらいは軽くなってくれる事を祈りつつ、飽きるまでは飲んでみるのもよかろう。
 お酢よりも先にやることあるだろ!と思いつつ…。


5月18日(火) 今日はカンフーが熱い?

かたまり

 香港で、リンチェイ君が出ている、というより映っているVCDを2作品ほどゲットして来たのだが、どこからどう見ても「映画」ではなく「武術」にカテゴライズされると思われる。しかも、多分、ほんのちょっと登場するだけだろう。
 そんなわけで、ずーっとほっちっちにしていたのだが、ついに封印を解く。
 案の定……。
 コドモリンチェイが見れたりして、それはそれで、それなりに面白いような気もするが、このままでは中国武術フリークになってしまいそうである。もしくは少林寺通?
 そんなわけで、迷走中。どこへ向かっているのやら。トホホ。


5月19日(水) 嵐を呼ぶ行い

森ビルからのぶれぶれ夜景

 帰って来てテレビを付けるも見ているうちに睡魔に襲われる。
 仕事を辞めて1年。バイトはしているものの、マトモな体に戻って来たようで大変嬉しい。メールチェックもせずに素直に寝る。
 起きた日のうちに寝るなんて、年にそう何度もないことである。
 さすがに季節外れの台風が来るだけの事はあるなと、妙に納得してしまうのであった。


5月20日(木) 二度寝

新じゃが

 雨天につき、7時に起きて旦那を駅まで送り届けた後、気分も新たに寝直す。
 そのまま起きて活動すれば、さぞかし一日が長く有意義なものになったような気もするが、お休みの日に寝だめしないとものすごく損をしたような気にもなってしまう。休日は有効に過ごさなくてはね。
 どうせ天気も悪いからお洗濯もできないし。乾燥機もここんとこずーっと調子が悪いじゃない。
 出掛ける予定が無い限り、雨の日はオバサンに優しい。
 雨天中止。


5月21日(金) 台風一過

街角の和風

 朝、今日も7時に起きて旦那を送って行かねばと一度は起き上がるも、ほぼ雨も上がっていたようなので旦那はバイクで出掛けることに。それを聞いて瞬時に寝直し、おかしな夢を見て目覚めたときにはすっかりピーカンになっていた。
 あわてて洗濯機をまわす。2回も。
 そして、先週行かれなかったので、最後の求職活動のふりをしに職安に。もう行かなくてよくなるのはうれしいが、失業手当の支給も修了である。
 来月からいったいどうやって遊ぶ金を工面しようか頭が痛い。
 がつがつ働いてぜんぜん遊べなかった時期が長かったから、がつがつ働かなくてもそこそこ遊べる、そんなのがささやかな希望なのだが、こういう中途半端を世間は許してくれないようである。


5月22日(土) 電脳曼荼羅

深い眠り

 バイトは5時に終わりだし、旦那は仕事で遅いし…で、電脳曼荼羅処へ銀玉遊びに興じに、ふらふらと吸い込まれる。
 給料日前の土曜日という事もあり、遊ぶ金が若干懐に転がり込む。2時間座ってまったりしているだけで、今日のバイト代より多額の収入。こういう日はホクホクしつつも真面目に低賃金労働をしているのがバカバカしくなってしまう。
 でも、そうでない日は、人間コツコツ地道にやるのが一番と、至極全うな事を思い、わびしい気分になる。
 真人間から遠のいて行くようでコワイものも感じるが、ぐうたらなオバサンはもちろん前者のほうが好きである。


5月23日(日) 勘違いに呆然

窓ガラス

 今週の木曜日にでも最後の職安に受給手続きに行くか、と書類を作成していると、とんでもない事が判明。受給日に仕事で行かれない事が解っていたので、最後だし、一回で残り全部を済ませるための手続きが可能な日を教えて貰っていたのだが、よく見るとそれは25日までであったことが判明。
 またしても、ものすごい勘違いである。
 明日かあさってのうちに早起きして一番に殴り込みに行かなくては、貰い損ねになってしまう。面倒くさがりのオバサンでも、さすがに二桁万円となると焦るものである。ちょっと我慢すれば二桁万円、かなり割の良い我慢なので、早速明日行く事に。
 気づかせてくれて神様ありがとう。と、こんな時だけ感謝。


5月24日(月) 早起きして職安に

看板猫

 バイトに遅刻しないように、意を決して早起きして職安へ。午前中に行ったのは後にも先にもこれっきり。込んでいるかと思いきや10分もしないうちに手続き完了である。帰りはのんびりとお散歩気分。
 そして何事も無かったかのように労働し、買い物し、帰宅。
 なにはともあれやれやれである。
 しかし、バイトなんか始めちゃったもんだから、1回分以上貰い損ねが発生してしまったのは、なんとも悔やまれるというものである。
 ま、いっか。


5月25日(火) カンヌ

目の覚めるようなピンク

 カンヌで恒例の映画祭が行われている。この時期の南仏はいいだろうなーなどと思いを馳せつつ、芸能ニュースに耳を傾ける。
 中国&香港映画は頑張っているようで、良いニュースが聞こえてくるのが嬉しい。評判が良ければ日本での上映も可能性が出てくるのだから。
 しかーし、肝心のリンチェイ君は今年はぜんぜん絡んでいないため、情報ゼロ。新作の年内の日本上映はどうやらなさそうだし、寂しい限りである。
 稼ぎに稼いでいるはずのアンディは、仕事も減らさずいつもフル回転で、もちろんカンヌにもご登場あそばしているというのに。(:_;)
 同じ中華圏の俳優でも大陸時間と香港時間は、流れの速度が違うのだろうか?


5月26日(水) 圧迫

トラック野郎の背中

 最近妙に足の裏が痛い。
 一日立ってて足もだるいのだが、足の裏が痛いのである。
 見栄えよりも楽をとるオバサンは、ハイヒールなんてとーんとご無沙汰で、いつも楽ちんなペタンコ靴だ。
 やはりこれは、足の裏にかかる圧力が、日々増加しているからなのだろうか。
 一年間で増量した体重を、お米で換算すると、とてもじゃないけど持ち運びたくはない量である。
 そんな量の米は車が無くては買いに行きたくないし、歩きの時に買わなくてはいけなくなったら、間違いなくタクシーのお世話になるだろう。
 第二の成長期。


5月27日(木) 休日のテリトリー

パク森のカレー

 お休みだからまた中華街に行ってしまう。とてもユニークな焼きそばを食べた。
 そして、夜はお決まりのカレーミュージアムに移動してカレーを食べてチャイを飲んで、帰りに駅前で電脳曼荼羅に興じる。
 本日の収穫は大当たりではなく「豆腐干」、いわゆるオシドオフである。近所のスーパーにはなくとも、中華街にはある。
 どうやって調理したものか、いまいちよくわかっていないが、香港で食べた美味しさが忘れられず。
 とりあえず、明日チャレンジする事に。


5月28日(金) オシドオフ

駐車場の黒猫

 お休みだから大洗濯大会と掃除に燃える。春物の衣類をしまい、夏物を出す、という作業をちびちびとやっている。
 そして、晩ご飯にはさっそくオシドオフ。
 有り難い事にパッケージの裏にレシピが載っていたので、それに準じて作ってみるも、いまいちパンチがない。
 密度の高い豆腐の歯ごたえに味が追いついていないという感じだ。
 和え物よりも炒め物かも。


5月29日(土) 腫れ

つやつやしたエビ

 先日、詰め物がとれた歯をそのまま放っておいたら、昨晩よりモーレツに痛くなり、今朝起きたら顔の形が変わるくらい腫れていた。
 朝はまだ我慢出来たが、時間の経過とともに痛みが増して来たので、仕方なく一時間早退して歯医者に駆け込み、、レントゲン&消毒&痛み止め。あらかじめとっておいた来週の予約の日に、再度訪れる事にして帰る。
 おかげで、本日が最後のお勤めの先生に、ゆっくりお疲れさまも言ってあげられずである。
 そんなわけで、来月は週休二日のフル出勤になりそうなのである。
 そうなると、掛かり付け医者の営業日は私の出勤日。早退しないと行かれない。まったく、こんな時に限って…である。


5月30日(日) 香港はいかがですか

香港の夜景

 お薬のおかげで歯の痛みは落ち着いたようである。でも、何となく疲れたので、おとなしくしている。
 お土産プレゼントを梱包しながら、香港に思いを馳せる。
 そして今、まさに、妹くりゃ吉は香港の空の下、羽を広げてふらふらしているのである。
 美味しい物もたらふく食っている事だろう。
 なんとなく脱力。


5月31日(月) 無駄な努力

造花

 またしても昨日テレビで「楽して痩せる」系の番組を観てしまったので、にがりとかいうものを買ってしまう。お塩の代りに使えそうである。
 お酢とにがりで楽々…というわけにはいかないものか?とイージーな発想をしているのだが、いかがなものか。
 そして、本日はオシドオフを炒めてみた。最後にスープを加えて、少し煮る要素もフューチャー。
 前回よりも数段美味しく出来上がり、お酢とにがりでは手の施しようがないくらい、ご飯がすすんでしまった。
 良いのか悪いのか…。